まちの魅力を高め、持続的に発展させていくためには、公共だけでなく民間投資が行われ、投資が投資を生むという循環がなければなりません。神戸シティ・プロパティ・リサーチは、神戸でこのような状況を作り出していくため、民間開発の動向や民有不動産の情報を収集・把握し、民間投資を誘発するためのコーディネートを行い、戦略的なまちづくりを進めていきます。
また、美しいまちのたたずまいを維持してくために、神戸市特有の旧居留地内の近代ビルディングや北野・山本通りに代表される異人館街の風景、さらに西北神に現存するかやぶき民家などまちの魅力を構成するまちづくりにとって重要な建築物の保全や転活用を行っていくことも当財団の重要なミッションです。
この様な取り組みは全国的に見ても稀で、神戸市においては初めての取り組みです。当財団がこの分野の水先案内人となり、神戸のまちづくりを支える重要な役割を担い、神戸市とともに新たな分野に挑戦し、神戸のまちの活性化、持続的発展に貢献していきたいと思っています。
一般財団法人 神戸シティ・プロパティ・リサーチ
理事長 古川 英俊