神戸シティ・プロパティ・リサーチは、歴史的価値のある建造物についての情報収集にも努め、維持管理が困難となっている事例などに関与し、民間投資などによる転活用や保存に資するような方策を提案、実施していきます。
所有者の方と活用事業者などとのコーディネートを行い、建物の活用を支援します。
建物の維持管理・活用について、所有者の方が気軽にご相談いただける窓口を設け、課題の解決を支援します。
歴史的建築物等とは?
国県市の指定・登録文化財(建造物)、北野町山本通地区の伝統的建造物、景観形成重要建築物等、これらと同等の文化財的又は景観的価値のある建造物。
明治の終わりから昭和の初めにかけて阪神間を中心とする地域に、近代的な文化芸術、生活様式が育まれました。(阪神間モダニズム)
東灘区、灘区、須磨区、垂水区の海が望める山麓や海沿いを中心に、富豪層が移り住むための大邸宅が次々と建てられました。
旧居留地をはじめとする神戸の市街地には、神戸港開港以来、港に関係する企業などが海岸沿いを中心に立地し、六甲山系を背景に神戸らしい特徴ある景観を形成しました。
北野地区は、神戸港開港時、外国人が日本人から家や土地を借りられるエリアとして指定され、明治から大正にかけて外国人居住の洋館が数多く建てられました。
神戸市内には、六甲山系北側の北区・西区を中心に約800棟の茅葺古民家が残っており、建立時期も江戸時代以前のものから昭和初期頃まで幅広くあります。